データベースの活用術:大量データを効率的に処理
プログラミングをマスターするにあたって、
「データベース」 を 使えるようになっておこう!
色々な種類のプログラムを作っていく上で、当然 「データ」を扱うことになりますが、多くの場合はデータを CSVファイルに格納したり、Excelファイルに格納したり・・・ そこから読み出したりするだけの事が多いのではないでしょうか?
データの数が少ない場合は それでも全然OKなのですが… 例えば 1つのデータの種類が1000個とか 2000個の程度なら何の問題もなく動作します。 最近のPCは、スピードも 扱える容量も格段に向上しているので、1万個とか2万個のレベルであれば 少し遅くなるかもしれませんが、それでもストレスを感じない程度で動作してしまったりします。
ところが、この数が10万件、20万件以上の単位になってくると普通に、配列変数に入れて操作できる限界を超えてきます。
どんな場合、そうなってくるでしょうか? 具体的な例をあげてみましょう。
例えば、全国展開している会社で独自の会計ソフトを開発しようとしていたとして その中の機能の一部として、「郵便番号」を入力したら その「住所」を自動で表示してくれると便利ですよね?
日本全国の郵便番号は 14万通り 程あります。これをメモリ上の配列変数に入れておくのは ちょっと大変ですし、郵便番号の全データを読み出すのにも時間がかかります。
csvやExcel等のファイルに格納したままにし、住所変換したい時にファイルから読み出して検索するようにプログラミングしたのでは、検索・変換に時間がかかり過ぎて実用になりません。
そんな時の手段として、データベース を活用する方法が 有効 になってきます。
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